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人間の身体には自分で治すという素晴らしい能力がありますが、それでも膝は年齢と共に磨り減ってしまいます。人工関節は血が通っていませんから自分でなおす能力はありません。だから、新品の状態が最もよく、キズがついたら元には戻りません。人工関節にも寿命があるということです。
人工関節が一般的な手術になってからまだ30年ほどしか経っていません。世界中で人工関節を入れてから50年以上経って生きておられる方はおそらく一人もおられないでしょう。10年後、15年後(およそ90%の方は大丈夫)にどの程度の状態であるかについては最近明らかになりつつありますが、それ以上については誰もわからないのが現状です。だからこそ高齢者にしか人工関節を入れないわけです。
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