(症状)膝の靭帯損傷関で最も多く、膝の外側からのタックルなど膝に対して外方向の強い力(外反力)が加わり起こります.膝の内側、その多くは大腿骨側で切れており、同部に圧痛を認めます.
(治療)この靭帯だけの単独損傷では、基本的にはギブスや装具・サポーターなどにより治療を行います.ただし、深層(関節包と一体化した部分)まで達するような場合には、手術により縫合することがあります。また、この靭帯に極端なゆるみが残った場合には再建術を行うことがあります.そのような場合、私共は膝を曲げるための屈筋腱であるハムストリング腱を取ってきて移植する手術を行っています(XP).採取して無くなった腱については、他の筋肉で筋力を代償できること、腱が再生してくるケースがあることなどが報告されており、スポーツ復帰に大きな問題となることは稀です.
(リハビリ)手術を行わない(保存的)治療では痛み、炎症が強い数日間はつけはずしができるシーネ(ギプスを下半分にしたようなもの)で固定し、その後、切れたMCLを保護するためのサポーターに変更して、可動域訓練を開始します.3週で軽いジョギング、4−5週でステップ、ランニングスピードアップを行います。
(スポーツ復帰)6−8週
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