手記:吉野信之(京都九条病院 整形外科 部長)
私がこのホームページを開設しようと思ったのは、最近“インターネットで先生をみて来ました”とおっしゃる外来患者さんがたまにおられるようになり、私自身が全く知らない所で私が出ているのを知るようになったからです。私の勤めている病院はすでにホームページを持っていて、その中に私も載っているのでそれかなと思って尋ねてみるとそうではないようです。 私はインターネットを必要な文献の検索、学会の申し込みや出張の際の宿の手配などに使うことはありますが、それ以外は友人や全国の人工関節を専門とする医師達とe-mailのやりとりをするぐらいで、買い物をしたりといったことは全くしません。ですから、インターネットで私が何処にどういう形で出ているのかはわかりません。ほめられているのか、けなされているのかよくわかりませんが、やはり気になるものです。そこで、それならば自分で自分の言いたいことを正直に書いて世間の皆様に知っていただこうと思い切ってホームページを作ることにいたしました。
ちょうど変形性膝(ヒザ)関節症や関節リウマチなどで人工膝(ヒザ)関節手術を受けられる患者さんおよびご家族への説明の際にお渡しする同意書を、下手くそな私の字や絵で書いたものよりももう少し格好好い印刷物にしようとしていた所でしたので、それをたたき台にして作りました。 同僚医師達の協力を得て作りましたが、不慣れなもので“見にくい”、“よくわからない”などご不満な点があるかとは思いますが、徐々に改善していくつもりです。また、かえって皆様の不安を煽ってしまうかもしれませんが、ここに掲げたことが現在の人工膝(ヒザ)関節手術の姿です。5年後、10年後にはいくつかの問題点は解決されているかもしれませんし、新たな問題点が見つかっているかもしれません。まずは、人工膝(ヒザ)関節について知っていただくことが目的です。もちろん手術を受けないですむことがよいのですが、平均寿命が延びるに従って、ご本人の寿命よりも膝の寿命が早く来てしまうことがあります。より快適な生活を営んでいただきたいのです。膝(ヒザ)の痛みでお困りの方に読んでいただければ幸いです。 |